「久しぶりだな、○○」
「ああ、誰かと思えばお前か…」
「あれだけやらして
のうのうと田舎にドロップアウトするとは
いいご身分じゃねえか」
「それを言われちゃ、何も返せないよ」
「今日はな、せっかく探し当てたんだから、
あれの落とし前をつけてもらおうと思ってなあ」
「勘弁してくれ、俺だけのミスじゃ無かったはずだ」
どうです、気になるでしょう。
訳ありの人物にするからこそ、
受け入れてくれた主人公たちをありがたく思い、
恩を返そうとするイベントも盛り込めるのです。
また訳ありの過去を
脅して悪事を働かせるイベントも
展開できます。
『謎』と『解決』。
この矛盾する要素が物語を面白くします。
皆さんもキャラクターを訳ありにしましょう。
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■加筆・補足
キャラクターは何の失敗をしたのでしょう?
それは『役割』です。
麻薬の運び屋が
バレてしまい訳ありになる。
オリンピックのコーチが
トレーニングのやり過ぎで
選手にケガをさせてしまい
出場停止で訳ありになる。
という風な感じで。
そして失敗をしたキャラクターは
皆に詫びを入れるために
もう一度チャレンジするのです。
今度は学習したので
前の過ちを犯さずに
成功して報わせましょう。
ぜひ役割というものを考えてみてください。
それでは、また。(^_^)/
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