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大川太郎兵衛一也のブログ

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セルフ・ハンディキャッピングにより成功できない

自分たちは何かに取り組む前から、

「失敗しやすい状況」

を無意識に作り出してしまうんです。
それを

「失敗した時のための言い訳」

として使ってしまう。
これを『セルフ・ハンディキャッピング』と言います。

保険をかけておくことで、
たとえ失敗しても

「これは自分の実力が出し切れなかったせいだ」
「ちゃんとやっていればできたはずだ」

とプライドを守ることができるのです。

もし不利な条件で物事がうまくいった場合は、

「あれだけ不利な状況だったのに、自分は成功した!
やっぱり自分はすごい!」

「もっと時間があったら、
さらに自分はできたんだ!」

と自己承認を満たす材料が提供されます。

なぜこんな話をしたかというと
自分の作品をセルフ・ハンディキャッピングのネタに
しないでね、という思いからです。

かの有名な佐々木小次郎。
ある質問にこう答えます。

「剣術は出世の道具にすぎんよ」

こうした生意気な態度の男は
ストイックに強さと哲学を求めた宮本武蔵に負けます。

皆さんには宮本武蔵のように
健やかな『求道者』を目指してもらいたいのです。

かくいう自分もセルフ・ハンディキャッピングを
今までしていました。

後悔してます。
どれだけ時間を無駄にしたか…。

自分はもう36歳ですが、
まだ間に合います。

ああ、また宮本武蔵が読みたくなった…。(^_^;

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■加筆・補足

がっかりする。
これ実はシナリオで重要なテクニックなんです。

探偵ものの王道パターンに 
 
 横道にそれてから解決する

という方法があります。

なぜ横道にそれるか?

その理由はストレートに解決してしまうと
面白くないからです。

ドラクエⅣ 第一章 王宮の戦士たち
から引用。

子供たちの失踪事件が行き詰り、
アレクス失踪事件にすり替わってしまう。

そこでアレクス失踪事件を解決すると
子供たちの失踪事件も解決する。

これはお客に意外な展開を見せて
わざと失敗させて焦らし

それから解決することにより
喜びを強めているのです。

まさにこれが起承転結なんですね。
転で『意外な展開』をして解決する。

転の正体は『フェイント』だったんです。

皆さんもぜひお客を翻弄させて
喜ばせてください。

それでは、また。(^_^)/


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