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大川太郎兵衛一也のブログ

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ライトノベルにおいて『ポップ』とは何か?

ポップな文化においては、
権威はコケにされ、ヒーローは大衆と
愛を分かちあうとされた

ポップな作品より
それをめぐるライトな商談こそ
ポップアートの本質は見出される

ポップの前提条件は
「軽薄にならないライトさ」が必要

ライトとは優雅で軽いこと、
を意味する

浮気相手との遊びのような「ライト」は
大前提としてプラトニックな本命相手との
シリアスな葛藤が絶対必要である

しかし彼らはアンチヒーローによる
間違ったラブコメの世界である

生意気な時代を黒歴史と呼び
それを思い出させる議論こそ

若者の死活問題であり
ライトの本質

ポップの基本である「大衆」が忌避される

身軽でありたいと願う彼らは、
基本的に孤独であり、ひとりぼっちだ。

自分はのび太であり、
世界はスネ夫仕様であったという諦め。

それは旧世代には不可解なプライドとして、
ラノベの主人公に共有される。

おたくとは

「卑下した自身を起点にして
徹底的に自己言及を繰り返すこと」

を特性とする

アイドルから二次元キャラまでの
ポップアイコンは
受け手して想像される『大衆』(マス)を必要とする

半ば強制的に大衆の構成員とみなされる私たちは
消費という個人的営みによって

ポップアイコンの取捨選択を行っているという
幻想を生きようとする

時代が下り、一般にもおたく文化として
認識される成熟がくると

文化を享受する人々はもはや
エリート層ではなく、
一般消費者=大衆そのものとなる

主人公の悩みどころが

「誰と恋に落ちるか」ではなく
「誰も傷つかずにいるにはどうするべきか」

に変わっている

「恋愛ごっこ」ではなく
「友達ごっこ」に青春を捧げる物語である

ポップな正しさを疎ましく思い
その疎ましさを声高に言い続けるのがラノベである

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■加筆・補足

ポップは一時的な一発屋が多いです。

ではこの時代にどうやって
自分なりの『ブランド』を立ち上げるか?

その方法をご紹介します。

という事で、渡辺浩弐先生の本
『ひらきこもりのすすめ2.0』より引用。

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インターネットにはまったことのある人なら
わかっていると思うけれど、
Webページは生き物だ。そこがおもしろい。

ゲーム一般をテーマにしたページがあるとする。
とりたてて特徴がなければ
普通のゲーム雑誌と変わらない。

しかしそこがいつの間にか主催者や、
集う人々の趣味に流されて

エロゲー専門になっていったりすると、
途端にアクセス数が増えたりする。

もっとカルト化して、同性愛ゲー専門とか、
脚の親指フェチゲー専門くらいになった方が
ネットの世界では存在価値が高まったりする。

その狭さと濃さがメジャーに勝つ要因なのだ。

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時分の好みをどんどん狭めて濃厚に
加速させていくのですね。

この記事をみなさんも
参考にしてください。

それでは、また。(^_^)/


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