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大川太郎兵衛一也のブログ

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スターウォーズから師弟関係を学べ

大ヒット作、スターウォーズ。

この作品で使われているテクニックは
たくさんありますが、一点に絞ると

【師匠に弟子入りして免許皆伝となり成功する】

に尽きると思います。

なぜか?

お客の生意気さを戒めて
快楽を与えるアプローチだからです。

ライトノベルの書き方に
俺TUEEE(俺つえええ)という技法があります。

分かりやすく言うと
他人を強さで圧倒し、悦に入る勘違い状態。

この技法だと

「そんなに強いならザコを相手にしないで、
最初から敵の親玉を倒せよ!」

というツッコミが出たり、
爽快感もへったくれも無い展開が
出来上がってしまう危険性があるんです。

そこで、師匠の登場。

以下のような展開にすると
お客のわがままも抑えられるし
教訓にもなるストーリーにできます。


①自信たっぷりで生意気な主人公
   ↓
②敵にボロ負けする
   ↓
③自信を失い、どん底に落ちる
   ↓
④師匠との出会いにより、大事なことに気がつく
   ↓
⑤師匠の教えや秘伝の技により、
 敵に勝利してみんなに認められる


みなさん、分かりましたか?

こういう時の返事の仕方も
スターウォーズが教えてくれます。

イエス、マスター。(^_^)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■加筆・補足

「のぼせの天狗は芸能人、誰しもが通る道や」

明石家さんま師匠の言葉です。

これは芸能人に限らず
子供なら特に言える事です。

いくら売るためにとはいえ、
お客を悪ノリさせて儲けるのは
ダメだと思います。

例えば私は『名探偵コナン』が嫌いなんです。

なぜかというと、
人の死をポップにし過ぎてるからです。

ポップに死人が出て、
ポップに子供たちが
ポップに解決する。

お軽い路線もいい加減にしろよと
思います。

人が死んだら
まずは悲しむべきなんです。

そのあと犯人に怒りを覚え
けじめをつけるために解決する。

これが本来のミステリーです。

逆に『金田一少年の事件簿』は
ちゃんと基本を抑えて作ってあります。

企画の段階で
編集長と揉めたそうです。

「推理小説をマンガにするなんて
どれほど危険か分かってるのか!?

人の死を悼むレクイエムなんだぞ!

ちゃらくれて描いたら
絶対に読者はバカにする」

「編集長、これは
新しいジャンルの先駆けになります。

ちゃんと基本を抑えて
意外な真犯人、不可能を可能にするトリック、
そして悲しいやりきれない裏事情を描いて

ちゃんと戒めと教訓で作りますから
頼むからお願いします!!」

「……そうか、そこまでの覚悟か。
しょうがない、やってみろ」

という訳で始まったのです。

子供をのぼせの天狗にしないで
アゲアゲにする方法。

それがもう一度書きますが、
以下の黄金パターンなのです。

①自信たっぷりで生意気な主人公
   ↓
②敵にボロ負けする
   ↓
③自信を失い、どん底に落ちる
   ↓
④師匠との出会いにより、大事なことに気がつく
   ↓
⑤師匠の教えや秘伝の技により、
 敵に勝利してみんなに認められる

これは『金田一少年の事件簿』にも
当てはまりますね。

IQ180の主人公が
犯人のずる賢さに負け、

悩み苦しんで
証拠やアドバイスを手に入れて

最後に

「ジっちゃんの名にかけて!」

で解決する。

あの台詞、主人公を戒めながら解決させる
すごい工夫なんですよ?

さあ、皆さん
これこそどん底です。

反省してちゃんと勉強して
犯人捕まえましょう。

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