ウルトラマンやマジンガーＺはなぜ最終回で負けるのか？

『俺TUEEE』という表現法があります。

文字通り、俺は強いという意味で
敵をバッタバッタとなぎ倒していく無双状態です。

昔の作品でいうなら
ウルトラマンやマジンガーＺです。

しかし、なぜ最終回で負けてしまうのか？

それは子供に頑張っている人でも限界があり、
最後に死ぬ時はちゃんと看取ってあげようね、
という意味なのです。

そう、子供に『お葬式』を教えるための敗北なのです。

さらに良い時だけ付き合うとする
ずるい大人にならない事も教えています。

これはあしたのジョーや巨人の星も同じで、
最後に天才がダメになって終わるのです。

だからこそ負けの美学により、
名作なのです。

さあ、皆さんも最後に主人公を負けさせて
レクイエムにしましょう。