今日の教えは鬼滅の刃から。
鬼になった妹を箱に入れながら
旅をする炭治郎。
我妻が仲間になる時、
伊之助が箱の中に鬼がいると言って
妹を殺そうとします。
そこで我妻が伊之助にボコボコにされながらも
箱を庇ってこう言います。
「炭治郎、俺はお前の大事なものを守ったよう」
このセリフ、実は漫画家先生が
お客に分かってほしいストーリー展開の感想なんです。
それをあえて隠さずにキャラクターに
言わせることで
理解と面白さと感情移入
を成し遂げています。
お客にここまでサービスしないと
ヒットはあり得ないという訳ですね。
そうお客は作り手が
巧妙な嘘をつくことを嫌います。
「まあ君は~かもしれないけど、
僕は違うよ」
こうした作者の気取りや生意気さを
お客はすぐに感じ取ります。
例えば、半沢直樹を見てください。
本音が丸出し
で、少しも嘘をついていませんね?
だからお客にウケているのです。
以前GLAYのテルが、
こんな事を言いました。
「気取らないカッコよさを追求しています」
こう言って、逆に気取っているのです。
ダメですよ、それでは。(^_^;
皆さんもお客に言いたくない本音があると思います。
それを反感を買わないように入れるのです。
人に好かれる毒舌って、あるんですよ。
まずはストーリー展開の感想を
キャラクターに言わせてください。
きっと理解を得られますよ。
それでは、また。(^_^)/
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