人生はうまいか、まずいか

今日の教えは、
映画『糸』から。

ヒロインである葵は
ネイルサロンの会社を立ち上げますが
仲間の失敗により会社を潰します。

そこでかつ丼を食べるのですが、
「まずい…」の一言。

その後、故郷へ帰ると
昔お世話になっていた

食堂のおばちゃんによる
手料理を食べます。

そこで
「おいしい」

これが何を表しているか？
それは『人生の味』なんです。

華々しいネイルサロンは
確かに素敵ですが
強い光には濃い影が付き物です。

会社を潰しては苦い経験ですよね。
それがかつ丼のまずさなんです。

その後、おばちゃんの手料理を食べたら
華々しくはないが素朴で
淡々とシンプルに生きるというのは
味わい深いんです。

だから、おいしいんですね。

このご飯により人生を語るテクニックは
優しく癒しながらお客に情報を伝える
高度な技術です。

目立ちませんけどね。ｄ（・＿・）

このご飯のシーンにより
お客も食事のうまいまずいで
映画を理解できるんです。

ぜひ皆さんも覚えてください。
それでは、また。（＾＿＾）／