あけまして、
おめでとうございます。
2023年もこのブログを
よろしくお願いします。
今日の教えは、書籍より。
書籍「ベストセラーコード」には
7つのプロットがあるとされています。
ちょっと長いのですが、その7つとは
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①ブッカーの喜劇
厳しい状況から徐々に幸せに向かっていく
②ブッカーの悲劇
最後には希望があるも喜劇とは逆。
主人公の内なる葛藤や欠点が
ストーリーの主軸となる。
③シンデレラストーリー
苦難と成功の間に大きな動きがある。
④再生型・逆シンデレラストーリー
主人公が変化を経験し、生まれ変わる
⑤旅と帰還
主人公は異なる世界に直面、
試練を経験。克服して戻ってくる。
⑥探求型
何かを探し求めて冒険する。
未知なる場所でモンスターと戦い
希望は打ち砕かれ冒険を終える。
⑦モンスター退治
ヒーローと悪役が登場。
主人公が立ち向かい平和を取り戻す。
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「10のストーリータイプから学ぶ脚本術」
という書籍では以下の10種としています。
①家の中のモンスター
主人公が閉ざされた環境で
モンスターと戦い生き延びようとする
②金の羊毛
旅に出た主人公が当初求めていたものとは
別の大切なものを手に入れる
③魔法のランプ
不思議な力を手に入れた主人公が
最終的には不思議な力に頼らず何かを成し遂げる
④難題に直面した凡人
文字通り凡人が難題に巻き込まれる
⑤人生の岐路
主人公が、人生の岐路において
苦悩の末に本当の自分を受け入れる
⑥相棒愛
自分に足りない要素を持った相棒と
出会い共に成長する
⑦なぜやったのか
謎が解き明かされると見えていた景色が変わる
⑧おバカさんの勝利
一番バカだと思われていた人物が勝利を収める
⑨組織のなかで
組織の中にいる主人公の苦悩を描く
⑩スーパーヒーロー
特殊な主人公が特殊であるがゆえに悩む
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ハリウッド映画の基本である
スターウォーズは
味付けが濃いので4段仕込みとなります。
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【起】:ブッカーの悲劇
最後には希望があるも喜劇とは逆。
主人公の内なる葛藤や欠点が
ストーリーの主軸となる。
◆巻き込まれ
浦島太郎
【承】:魔法のランプ
不思議な力を手に入れた主人公が
最終的には不思議な力に頼らず
何かを成し遂げる
◆旅立ち
桃太郎
【転】:組織のなかで
組織の中にいる主人公の苦悩を描く
◆閉じ込められて脱出
鶴の恩返し
【結】:モンスター退治
ヒーローと悪役が登場。
主人公が立ち向かい
平和を取り戻す。
◆成り上がり
わらしべ長者
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いかがでしょうか。
やはり面白さの秘訣は
濃さだったのですね。
皆さんも4段仕込みのスープを
ぜひ作ってください。
きっとお客は満腹になりますよ。
それでは、また。(^_^)/