斎藤環(著)『承認をめぐる病』には
承認による障害が書かれています。
そしてその承認欲求は、次の3つに帰結します。
「承認への葛藤」
「承認への過剰反応」
「承認への無関心」
そしてこの3パターンが、
『新世紀エヴァンゲリオン』の登場人物に
当てはまるのです。
承認をめぐって葛藤し続け
行動を抑制しがちなシンジは「引きこもりの躁うつ病」であり、
社交性が高く承認を勝ち取るための行動化に
ためらいのないアスカは「境界性人格障害」、
承認されることに関心がなく
命令のままに行動するレイは「アスペルガー症候群」。
これら「承認の病」を治す方法は、
次の3つが挙げられてます。
①シンジによる「承認への葛藤」
他者からの承認とは別に、自分を承認するための基準を持ちましょう
②アスカによる「承認への過剰反応」
“他者から”の承認以上に、“他者への”承認を優先しよう
③レイによる「承認への無関心」
「承認の大切さ」を受け入れつつ、他人ともほどほど付き合いましょう
ぜひ創作の参考にしてください。
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■加筆・補足
PS4でリメイク版の聖剣伝説2を買いました。
そこから承認についての考察。
主人公ランディがボケ、
プリムがツッコミ、
ポポイがネタフリ
と漫才のトリオになっています。
エヴァも綾波が謎めいてネタを振り、
弱気なシンジがボケて、強気なアスカがツッコむ、
という構成になっています。
この漫才を繰り返しながら
キャラクターを動かしていくと
それぞれが『承認をめぐる病』の
リハビリとなるのです。
つまり、『触れ合いが大事』ってことですね。
皆さんもぜひこの三つ巴を
漫才でいじってみてください。
それでは、また。(^_^)/
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