まずは勝手な決めつけで質問します。
「あれ、埼玉県の出身でしたよね?」
「いや、違う。○○だ」
と訂正させて情報を引き出すのです。
人は間違えた事を言われると
直そうとする意識が強くなり、
訂正してうっかり答えを出してしまうのです。
以上がサトル・クエスチョン。
これを使ってシナリオが行き詰った時に
ボロを出させて展開させます。
使用例を2つ紹介しときます。
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「背が高いからバスケ部っぽいよね」
「将棋部だよ。でもなぜか、背だけ高いんだ」
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「しっかりしてそうだから、長男でしょ?」
「三兄弟の次男ですよ。
上の失敗をたくさん見てるから
しっかりしてるわけっす!」
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■加筆・補足
サトルクエスチョンは
サスペンスで効果的に使えます。
以下は有名な古畑任三郎より。
「えー、犯人はですねえ。
相手を気絶させてから殺したようなんです。
『スタン銃』を使ったんですね。
あなた、何か知りませんか?」
「知りません」
「誰か『スタン銃』を持っている人に
心当たりは?」
「私『スタンガン』の事なんて、知りません!」
「スタンガン?!
えー、あれはスタンガンというのが
正式名称なんですか。
よくご存じですねえ。
他にも何か知ってるんじゃないですか?」
という具合に怪しい事を
うっかり喋ってしまったという風にですね。
みなさんもぜひ活用してみてください。
それでは、また。(^_^)/
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