ずばり言います。
踊る、染める、燃えるの三つです。
これを使うと
いかにもな味になってしまいます。
例えば、
「あー、地方営業所に飛ばされたあ…」
彼と同期の藤村は、心の奥で小躍りした。
あとよくあるのが相手の名前を呟く、です。
「一人にしてくれないか…」
「田崎さん…」
ではどういう表現がいいかというと、
動作や心の動きが出ているとOKなのです。
浩二は目をつぶり
合格者を載せた掲示板の真正面に立った。
やるべき事は全てやったのだ。
英単語の下手な鉄砲でも数撃ちゃ当たる記憶作戦、
数学における迷路のような解法パタ-ンの積み重ね、
現代文では図書館の人が呆れるくらい本を読み漁った。
ここまでやった自分が選ばれない訳が無い!
いやいや思い込みじゃない、これは確信ですよ。
高校生活のクライマックスにして最終ラウンド、
俺は勝ち組なのか負け組なのか?
今、判定が下される!!
という風な具合です。
文章が動いてると、
お客も動きにつられて読むので効果的です。
さあ、皆さんも
状況や心が動き出す文章を書きましょう。
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