小論文的に物語を作ると、
分かりやすくてインテリジェンスな感じがします。
その秘訣は、この合言葉です。
『だろうか、たしなよ』
だろうか、
『た』しかに、
『し』かし、
『な』ぜなら、
『よ』って私は、
を略して『だろうか、たしなよ』と
覚えてください。
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■だろうか
課題からテーマを選び出して問題提起をする部分です。
「AならばBであると言えるのだろうか」
と言う感じです。
■たしかに
自論に対する反対意見を取り上げて一定の理解を示すことで、
知識の幅を示します。
「たしかに、AがCに変化してBになる可能性は否定できない」
■しかし
「たしかに」で反対意見を示したが、
それに対する自論を示す部分です。
「しかし、AがCに変化する確率は極めて低いのが現実である」
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会話文は、
「~~だろうか、たしかに~~ではある、
しかし、~~」
をたくさん繰り返す事により
展開させると楽です。
そして最後に、
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■なぜなら
自論の内容を論理的に展開する部分で、
小論文の本文になるところです。
「なぜなら、自然界において
Cの状態で存在し得る条件は極めて稀なので、
現実的にCからBへ変換を期待するのは無理がある」
■よって私は
最終的に結論を書いて
論文をまとめる部分です。
「よって私は、AならばBであるとは言えないと考える」
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「なぜなら~~、よって私は~~」
で締めくくるとうまくいきます。
ぜひやってみてください。
それでは、また。(^_^)/
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■加筆・補足
だろうか、たしなよで
何を書くか?
それは『具体的な例』を議論するのです。
お客の嫌がる作品。
それは
具体的に何を言いたいのか分からない作品
なんです。
つまり、『うやむや』ですね。
逆にはっきりとこうだ、
という作品は好かれるのです。
例えば、『半沢直樹』なんか、
まさにそれですね。
はっきりとこうだというためには
どうすればいいか?
必ず善が勝って悪が負ける
ようにすればいいのです。
そのための『具体例』な訳ですね。
水戸黄門だと、
ベタなストーリー展開で
なぜ飽きないかというと
最後の印籠でスカッとするのが
『快感』だからです。
皆さんも
「わかっちゃいるけど、やめられない」
というテイストを目指してください。
きっとロングセラーになりますよ。
それでは、また。(^_^)/
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