今日の教えは
『シュタインズゲート』から。
物語のオープニングで博士の講演会がありますが
タイムトラベル理論をわざと『否定する』んですね。
なぜか?
お客さんは否定から入るもの、
だからです。
大多数のお客さんが
新しい作品を観るときは
「ええー、それはないでしょう?」
と心の奥で思ってるものなのです。
なので理論を否定してから
だんだんと馴染ませていき
過去へメールを送れるタイムマシンを
作り出すんですね。
そういうイントロダクションにより
現実にはありえないぞという
『リアリティの観点』から
物語に入らせることに成功しているのです。
否定から入るお客にウケる訳ですね。
皆さんもまずは物語設定を否定してください。
それから作品独自のルールシステムを
ぶち上げるとお客は喜びますよ。
最初の頃に否定されるのは
覚悟してください。
それでは、また。(^_^)/
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