■加筆・補足
情報発信というとデジタル電波。
デジタルというと0と1だけで全てを表す。
つまりはパターン。
そこから技術をご紹介。
私の好きな作品に『グランディアⅡ』があります。
闇を抱えた主人公リュートに
悪魔を入れる器にされたヒロイン・エレナ。
そして器に潜むもう一人のヒロイン・ミレーニア。
この三人で善・悪・中立を表しています。
大事なのはその会話で使われている
台詞のパターン。
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「何考えてんだ、お前!
おい、胸ばかり大きくて、
オツムが足りないんじゃないか?」
「ひっどぉぉーい。
こんなか弱いあたしに、
そんなキツイこと言うなんてぇー」
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胸ばかり『大きく』て、
オツムが『足りない』。
『か弱い』あたしに、
『キツイ』こと言う。
そうなんです。
台詞に逆となる言葉を入れて
表現を『ツイスト』させているのです。
このツイストにより二転三転するので、
お客は退屈しないですむのです。
左と言えば右、
右と言えば左。
人はそうした『矛盾』を抱えて
生きています。
その矛盾を表しているのが
『逆の意味が混ざる』会話なのです。
そして最後に『中立』でバランスをとるのが
オチとなっています。
グランディアⅡでは
光と闇、どちらのヒロインを選ぶのかとなると
どちらともまだ答えを出せないので
旅に出てまだ考える、
というところで終わっています。
物語はまだ少し続く、
くらいで終わるのがちょうどいいです。
それでは、また。(^_^)/
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