今日の教えは鬼滅の刃から。
あ、ちなみに劇場版の『無限列車編』を観てきました。
面白かったです、
ぜひ皆さんも映画館へ行きましょう。
では今日の内容へ。
物語の前半で家族と一緒に町へ出かけている
鬼のボス・鬼舞辻と主人公は出会ってしまいます。
普通は物語の最終章で
ラストボスを紹介するのに、
なぜ鬼滅の刃では序盤に出てるのでしょう?
それはお客さんに目標を提示して、
やる気を継続させるためです。
人はゴールが分からないと
途中で投げ出したくなるものなのです。
だからいきなり最後の目標を出す事により
手下の鬼を倒すたびに、
鬼舞辻へ少しずつ近づいていると
お客は思うんですね。
この工夫によりお客は
最後まで作品を観賞してくれるのです。
鬼滅の刃ではさらに一工夫されています。
それは中ボスである『上弦の鬼』が数体いることです。
これにより上弦の鬼を途中で倒すたびに
鬼舞辻にすごく近づいたとお客は思ってくれるのです。
その接近感を高めるためと
上にはまだ上がいるという
鬼の強さを示すために
作者はこの設定を考えた訳です。
全ては分かりやすさのためですね。
さあ、皆さんも最後の目標を序盤で登場させて
その途中経過の区切りを盛り込んでください。
きっと作品は最後まで観賞されますよ。
それでは、また。(^_^)/