大ピンチ。絶体絶命。
ギリギリ。もうダメだ!!
ギリギリを超えずに、
創造がなされることはありません。
ギリギリで直進した場合、どうなるでしょう?
破滅してしまったケースは見あたりません。
破滅するのは、ギリギリで逃げた場合です。
ギリギリで決まって見かける言葉は、
次のようなものです。
「私は神に試されている」
そして神は乗り越えられる試練しか
与えません。
ギリギリでは、次のパターンが生じます。
(1) もがく・・自力では解決できない
(2) 怖れ・・・破滅が不可避
(3) 救い・・・メンターに会う(人、本、教え、出来事など)
(4) 変容・・・新たな力を獲得し、自分が生まれ変わる
(5) 決戦・・・死力を尽くして、闘う
(6) 戦局・・・奇跡が起きる
(7) 勝利・・・感謝の念に満ちあふれる
人類の壮大な歴史において、これ以外のパターンはありません。
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■加筆・補足
ギリギリを切り開く作品。
それを井上雄彦先生のバガボンドより
ご紹介。
この作品、命がけで立ち会う場面で
いろいろ雑念が湧いて葛藤している
のですが、これが面白い。
例えば、昔の出来事とかを振り返り、
剣の立ち合いに繋げているんですね。
この悩み苦しみを乗り越えて
敵を切り付けて勝利する。
この繰り返しなんですね。
何が言いたいかというと
この悩み苦しみって
すごくパターンが豊富なんです。
恋人より剣の道を選んだ後悔とか
死んだ兄弟子に対する劣等感とか
若かった時代の未熟さとか
それにより剣の立ち合いが繰り返されても
違うパターンの味付けになっているので
飽きないんですよ。
この味付けを少し変えながら
繰り返すを覚えないと
数年の漫画連載や2クールのアニメ脚本なんて
無理ですからね。
さあ、皆さんも悩み苦しむ立ち合いを表現して
敵を切り付けさせましょう。
すっきりしますよ、それではまた。(^_^)/
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