DQⅣ 第二章 おてんば姫の冒険より
砂漠のバザーから南西にあるさえずりの塔に行く。
最上階でさえずりの蜜を手に入れる。
このストーリー展開、
何かを感じませんか?
『砂漠』のバザーから、
さえずりの『蜜』を取りに行くんですよ?
つまり、『水のない』砂漠から『甘く滴る』蜜を手に入れる
という逆の展開となっているんです。
面白いストーリー展開は
Aが逆のBになった
という事ですね。
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■加筆・補足
ストーリーが二転三転して
ツイストする。
自分にとっての『理想的な展開』です。
それを成り立たせるために必要なのが、
『キーワードが逆になる法則』です。
それだけ人は逆の事をすると
『意外に思う』のです。
意外な展開にしないと、
お客は『すぐに飽きてしまう』のです。
私が調べたところ韓国ドラマでは
この逆になるストーリー展開を
『1話あたり5段仕込み』にしています。
つまり、それだけ意外な展開で
味付けが濃いんです。
だから大ヒットして
『日本に定着した』んですね。
最近の傾向で
作品に『味の濃さ』をお客は求めます。
なぜなら不景気で人材を切りつめたから
その分一人あたり仕事をたくさんさせられるので
それに応じた癒しが必要だからです。
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