相互依存プロセスでは
いかに依存を受け入れていくかが
テーマになってきます。
頼りにされる自立のリーダーと
頼りにする依存の部下ができるわけです。
リーダーはどんどん依存心を禁止して、
自立心を強くしていくという仕事で
自分が成功した方法を
部下たちに求めていきます。
しかし、このリーダーが成功してきた方法に
賛同する人もいれば、反発する人もでてきます。
「なんだよ、偉そうに」
「鬼」
「そんなに言うならお前がやれ」
リーダーの仕事というのは
部下達をいかに扱うかということも大事ですから、
頼む、任す、お願いするということができないと、
部下を使えないダメリーダーのレッテルを
貼られてしまいます。
そして自分で抱え込んで
潰れてしまいます。
自立時代に成功した方法が、
リーダーになると自分の首を絞めるわけです。
依存時代に傷ついた分だけ、もう傷つかないと決めて、
自立していくわけですから、
自分の依存心を受け入れていくということは、
昔傷ついた自分をどう受け入れていくか、
傷ついた原因をどう受け入れて、許していくか、
自分の傷を癒していく
ということが大事になっていきます。
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■加筆・補足
共存とも解釈できる相互依存。
これは『ウイルス進化論』で説明できます。
ウイルスは寄生しないと、
コピーを増やせません。
そして寄生した『宿主を病気』にします。
この病気を乗り越えると
まるでご褒美のように『新しい能力』をくれます。
つまり共生や相互依存は
ギブ&テイク
を表現するとうまくいくのです。
キャラクターを衝突させ仲直りをさせて
お互いの特性を取り入れて
レベルアップという感じですね。
未熟なキャラクターはこうして
大人になっていくのです。
さあ、皆さんもキャラクター同士を
ギブ&テイクさせていきましょう。
それでは、また。(^_^)/
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