面白いゲームには、
共通の要素が2つあります。
それは、
「アクションに対して、面白いリアクションを返す」
という技術です。
これは漫才でもバラエティ番組でも同じです。
いい反応がないと、つまらないわけです。
もう一つは選択肢の面白さ。
例えば、以下のAとBでは
どちらを選びたくなるでしょうか?
A:僕は我慢して彼女の服を脱がさなかった。
B:僕は我慢できなくなって彼女の服を脱がした。
男ならBですよね?
当然この後の展開も気になります。
反応と選択肢を面白くするコツは
お客の欲望を満たすように
反応して選ばせることです。
この物語のヒロインは
主人公がプレゼントをあげたら
どんな喜び方をするのかな
と期待させて、
ちゃんとお客が満足するような反応をさせる。
例えば、喜んでお礼にキスしてくれたとか
友達から彼氏にランクアップしてくれたとか
選択肢なら
普通の日常生活で選べないような
危険でスリルある事をお客は選びたがります。
例えば、
「中身についての質問は
無しにしてもらいたい。
私の要求は指定時間にこの小包を
指定した場所にいる男に
確実にちゃんと渡してもらいたいだけなのだ。
たとえ途中でどんな事が起ころうともね…。
どうだ、やってくれるか?」
A:はい
B:いいえ
といった具合です。
もしうまくできなかったら
うまいリアクションや分岐をしている作品を
真似してみましょう。
そうして技術を盗むのです。
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■加筆・補足
面白い反応とは?
ずばり『意外な反応』です。
当たり前なリアクションでは
お客に先を読まれてしまいます。
その意表を突くのです。
最近観た『釣りバカ日誌』での
面白い反応。
ある女子社員と男性社員の会話。
「あたしがあげたウサギ、どうですか?」
「はい!おいしかったです!」
一同、沈黙。
「あははははははは。
冗談がうまいなあ、〇〇君はぁ」
「いえ、本当ですよ。
親父が猟師をやってまして、
皮をうまく剥いで焼いてくれました。
醤油とよく合いますね」
クラッときて気絶する女子社員。
この後の選択は
A:お詫びのお見舞いに行く
B:きまずいのでお見舞いは控える
という風になります。
ぜひ参考にしてください。
それでは、また。(^_^)/
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