ゲーム的には説明できましたが、
肝心の物語にどうやって応用させるかを
荒木飛呂彦先生のヒット作『ジョジョの奇妙な冒険』で説明します。
【1】ゲームのワンパターン化によるつまらなさを防ぐためのシャッフル。
第3部では主人公:承太郎による時間を1秒止める能力。
第4部では主人公:仗助による壊れた物や傷を治す能力。
第5部では主人公:ジョルノによる物に生命を与える能力。
物語を部で区切って、シャッフルしてます。
主人公だけでなく仲間たちもスタンド能力とメンバー構成を変えて
マンネリを防いでいます。
【2】
ゲームの難易度バランスを調整するためのデバッグ。
スタンドには射程距離やタイプがある。
近距離パワー型は2~3mくらいまで、
遠隔操作型は50mなど様々。
遠隔自動操縦型は距離は無限だが、
動作が単純。でも本体が傷つかない。
この距離やタイプにより、バトルが奥深くなる。
心の成長がスタンドも進化させる特殊ルール。
第3部では主人公:承太郎は追い詰められて逆転し、
ディオから時間を止める能力を真似して盗む。
第4部では仲間の広瀬康一が追い詰められて逆転し、
エコーズがAct1~3まで進化する。
敵である吉良吉影も追い詰められて逆転し、
キラークィーンが時間を戻して正体を探る者を爆破させる
バイツァ・ダストができるようになる。
とりあえず、分かりやすかったのでジョジョにより説明。
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■加筆・補足
作品はオチが命。
そのつけやすい方法をお教えします。
それは、
主人公の卒業式
にするといいのです。
例えば異世界ファンタジーなら
卒業して故郷に帰るにすればいいですし、
現代社会を舞台にしてるなら
ビジネスものでも『歓送迎会』をして
終わりにすればいいんです。
現実にある終わりの方法なので
『外さない』という訳です。
ぜひ最高の卒業式を演出してください。
それでは、また。(^_^)/
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